師走
師走・・・・・早いものです
師・・・走・・・・
師と仰ぐ方の
走る姿を思い出した
(笑)・・・・・
100マイルの説法
2018年 5月の事・・・・・
とある 青年僧侶が 御自身の
人生の大きな節目に
鎌倉鶴岡八幡宮から身延久遠寺への
100マイルを走る事を決められた
仲間と伴に・・・・
数時間 ロード部分のみ その御姿を車で追いかけ拝見させていただいた。
100マイルを走るのは
2度目との事
1度目のランは 御自身が辛く苦しく どん底にいた時に 心と体のバランスをとる為に行われたと・・・
拝見させていただいたのは
2度目のラン・・
御自身に悪も善も持つ事を理解した上で、魂を・心を・体を 正しく保つ為に努力し、修行し、功徳を積む青年
己の六道輪廻を解脱する為 ・・・・・
酒を呑めば一緒ですよ 同じ人間です と師は笑い飛ばすが・・・・私には真似できない。 たとえ仕事(職業)であっても 其の域を超えている。
声をかける事も はばかられるような空気だったが
何かを得たくて・・・図々しく その場に居させていただいた
不思議なものだ
その空気を感じ その背中を見 その行動を見 ・・・・ 言葉を聞き、表情を見・・・・
・・・・見ていた・・・たったそれだけで・・・・・
私自信の人生における『苦』『愚』『妬』『不安』・・・その原因になる 自分の心の根が 少しだけ見えた
大袈裟かもしれないけど
不安は 信じる心がなかったからでは?
妬みは 努力をしない自分が持った卑屈な感情か?
苦は 感謝を持たない心が作り出した痛みか?
怒りは 傲りから出た私自身の毒か?
必要のない念に執着をして、大切な事を見過ごしてきたのではないか?
そんな事を感じ、思いを巡らせた。
そして
今はいない両親への想いが溢れ出た。
優しい言葉で 愛情を伝えていれば良かったと強く後悔した
優しい思いは 優しい言葉を使わなければ伝わりづらい。 たとえ家族でも
いや・・・
甘えの生じる家族にこそ優しい言葉を使わなければいけなかったんだと。
老いは必ず訪れる事。 自らの老いを感じてより一層思う。
老いた両親に優しい言葉を使っていなかった私の
強い後悔だ
青年僧侶の100マイルランをみて・・・・・・・・そんな事を感じた
どんな説法より 強く心に響いた
その日から 婆さんにとって
『師』とされた
気の毒な青年僧侶
婆さんにとって 誇らしい息子のような・・・・時折『クソガキ』にも見える青年だ
2018年。 迷多い婆さんにとって 多くの教えをいただけた感謝の年となった。
追記:
その青年僧侶は 先月の11月も100マイルを駆け抜けた
身延久遠寺から池上本願寺への道・・・セカンド。
途中、秋山の峠道に声援しに(チャカシ)に行ってきた。
グランノートの寄稿からは想像もできないランだった。
力強く、迷いを感じさせない御姿だった。
たった1年で こんなにも変われるものか?と思った。
いや 変わったのではない・・・・努力をしたんだ・・・きっと・・・・
進むべき 選ぶべき道を・・・・ 強い精神を持って努力したんだと
そして これからも努力し 邁進するであろう
師と仰ぐからには・・・見習い、自ら努力しないといけないな・・・・
そして
『努力』とは・・・毎日欠かさず人目に晒さず行う事
できるかな?・・・アタシ(笑)
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