毘沙門天様の大祭

犬ばか

2019年02月05日 00:00

キャンプに行けない日々が続いております(笑)
まぁ お山を歩いたり・・・寝袋で寝たりはしてますが


昨年から 時折お世話になっている 宿坊『武井坊』さん
武田家(武田信玄公)の祈願所としての歴史を持つお寺。

お陰様で 穏やかに過ごせる日が増えてきた。  
ご自身は アスリートの顔を持つ御住職。  厳しくも優しい教えを説いてくださる若き僧侶。

2月1日は そのお寺さんの大祭。開運毘沙門天様の大祭
宗派を越えた 6日間の修行(日参)を経て大祭にのぞまれると。
想像もつかない厳しい行で得た功徳を 参拝者の祈念にかえてくださる化他行(ケタギョウ)をされるとの事
(一日一食で五穀断ち、 日の出前、墨夜の中・・凍りついた御瀧で水行、七面山に登詣し日常の僧侶業務)

パフォーマンスじゃできない 

写真を撮るつもりだったけど・・・・ 感動が大きすぎて撮れなかった
迫力の写真はHPから 勝手にパチってきましたm(_ _)m



大祭当日、本堂からは早朝4時からの読経が響いていた・・・・
力強いお経が途切れる事なく響く・・・気がつけば夜があけ、日が高く昇っていた。


続々と参拝者や檀家さんが集まり  『大祭』を待つ人々で賑わう。
・・・昨年秋の『御縁足』で出会った面々とも嬉しい再会

法話をいただき  濡縁での水行を見学
『気』の高まった御住職・身延山内僧侶の方々から加持祈祷をうけさせていただいた


その後『宴』を囲ませていただき  宿坊泊。

御縁をいただけた面々・・・美味しい料理とお酒に酔いしれた
笑い転げた。  

集まった面々・・・互いに『気付き』を得て、力付けられる時間だった


翌日は総本山の朝勤に参加して・・・・美味しい朝食を共にし、 各々の時間に戻っていった
七面山に感謝を届けに行った青年。  曇りガラスで覆われていた時間から飛び出していった青年。
大変な仕事へ出勤される若き女性の顔は 晴れ晴れしい桜色に見えた。
婆さんと共に身延山へ登詣して、感謝の想いを空に届けてくれた若き女子は 皆に元気を振舞ってくれた。

大祭を終えられた御住職は休む事もなく、再び多忙な勤務をされていた。

何も変わらない日常。  変わった私達の心。
時には後退りするでしょう。 時には鎧を纏うでしょう。  でも 必ず前に進む事ができると信じられる。
決して苦行ではなく、正しい努力に基づいて歩めば前に進める。

気付きに感謝。
御縁に感謝。







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